オリンパスがカメラ事業を手放す
大事件ですよこれは。私もオリンパスカメラユーザーだったりします。
事業成績の悪化から日本産業パートナーズへ映像事業を譲渡するそうです。カシオの様に事業ごと消えるわけじゃなくて譲渡なのでブランドは残るんでしょうね、たぶん。
元々噂はあったオリンパス
オリンパスの映像事業は元々収益がいまいちで存続が危ないんじゃないかという話はよく聞こえてました。特に物言う株主が出てきたやなんや言われ始めたくらいからちょっと現実味は帯びてましたね。そんなわけで今後オリンパスは医療機器メーカーとして生きていくことになるんでしょう。
思い返せばE-M1Xはいまいち立ち位置が分からず、E-M1はフラッグシップのようでフラッグシップではない存在になったりしてました。おまけにE-M1 mk3はセンサー据え置きで登場となっていたわけで暗雲は垂れ込めていましたね。
BCNランキングでは今週一位だったのがまた厳しい時代を伺わせます。
マイクロフォーサーズ
スチルにおいてはパナソニックとオリンパスで引っ張ってきたマウント規格です。コンパクトなレンズが実現できるセンサーサイズでした。見た目においてもパナソニックは筐体ががっしりして大きくごつい感じ、オリンパスはコンパクトでクラシックなイメージを保つというような棲み分けだったんじゃないかと。
APS-CフォーマットはFUJIFILMを除けば入門機っぽいというか、フルサイズより下という位置付けのようにも見えて、その点マイクロフォーサーズはレンズ含めた本気っぷりがよかったんですけどね。
レンズはたしかに小さく作れていたのでしょうけど、望遠でなければ35mmフルサイズでも言うほど変わらないという説も。そうなるとセンサーサイズの大きさは正義というのもアリっちゃアリ。なかなか難しい規格なんでしょうか。
今後どうなるのかな
OM-Dブランドとマイクロフォーサーズの未来はどうなるんでしょう。私も本数がいっぱいというわけじゃないけどレンズは複数あるし…。資産として残って欲しいですけどね。